1998年5月上演

作:しゅう史奈
演出:小松幸作

イラスト:草間めぐみ



ぽつん ぽつぽつ ぽつぽつ ぽつん
ろっこつ ろっこつ ろっぽん ろっこつ
ぽつん ぽつぽつ ぽつぽつ ぽつん

けさ まっ白のあじさいがさきました
にじいろのゆめをたべたくせに
でもこれっきりもうさきません


「昨日、パパが死んだ」
少女の呟きで物語は始まる…。

肺を病んで療養する兄は、
サナトリウムの一室で毎夜夢にうなされる。

明かされいくのは、毀れかけていた家、
偽りにしか見えなかった絆。

けれども同室の孤独な少年祐司、
世話をする女真野との交流を通して
兄の凍り付いた心は解け始める。

ある風の強い夜、
屋上で星をみつめながら彼が告白したのは…。

挫折と再生の物語。

 

あじさい=めしべは退化してしまって、
たねはできない。
園芸的に改良された一種の奇形。

 

●家族の物語第2弾は病院を舞台に父との葛藤を、追いつめられた少年の目を通して描き、僕のことかとおもった(20代/男性)
●主人公の気持ちがわかりすぎてこわいくらいだった(30代/女性)

など共感の意見も多くよせられました。

小松幸作
井上麻美
中岡耕
藤原美紀
永井博章
佐藤望
境ゆう子
佐藤徹
吉村和也

#1        
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