第12回テアトロ新人戯曲賞、
第1回かながわ戯曲賞ノミネート作品




2000年6月上演

作:しゅう史奈
演出:小松幸作

イラスト:草間めぐみ


於:
下北沢「劇」小劇場
チラシ
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いつ咲くの? いちじく

もうすぐやろ

どんな花?

花ともいえん花や
中にようけ咲いとって外からはみえへん

どういうこと

どういうことやと思う?

恋人を連れて故郷神戸の家に帰ってきた裕一朗、
そこには妹百合子が夫大輔と暮らしていた。

古い家の中にぽつんと置かれた場違いなピアノ。
消せないメロディと共にゆっくりと蝕まれこわれていく百合子と、
彼女への想いを断ち切れない裕一朗。

中学時代の小さな約束…
思い出を取り戻そうとするかのように二人のもとへ
集まってくる幼なじみ達もまた、彼らに翻弄され
「めらんこりあ(憂鬱病)」にとりつかれていくのだった。

 

「幸作の会」から「海市(Kaishi)−工房」へ…

前回公演より集団名を「幸作の会」から「海市(Kaishi)−工房」と改めました。

広辞苑をひくと、“海市とは蜃気楼の意味”そして“蜃気楼とは下層大気の温度差などのために空気の密度に急激な差が生じて光が異常屈折をし、遠くのオアシスが砂漠の上に見えたり、船などが海上に浮き上がって見える現象”となっています。

どこまでも広がる海、人間が集まり、生活があって、そして祭りを興す都市のイメージと、劇空間でのみおこる世界に、どこか幻のような不安定さと、だからこその夢を持ち続けたいという思いをこめて「海市(Kaishi)−工房」と名付けました。常に時代の風を感じながら、さりげない会話の中にドキっとするような真実を描いていくつもりです。
 

●なんと言っていいかわからないけど「泣きそうになる」お芝居でした(20代/女性)
●初めて観たのですが、空気に引き込まれるような不思議な感じがしました(20代/男性)
●情念の揺れの中に遊びました(60代/男性)
●静かで悲しく、ちょっと恐い(10代/男性)
●ぞわぞわっとしました。鳥肌がたちました。言葉にはできない物を感じました(30代/男性)
●心の深い所が揺さぶられました。音楽好きです(40代/女性)

小松幸作
井上麻美
中岡耕
藤原美紀
境ゆう子
佐藤徹
森山静香
西田玲子
鈴木達也
大友直樹
幸野友之
荒井裕美
横山美徳

美術/吉野章弘
照明/村上秀樹
音響/熊野大輔(with Friends)
音響オペレーター/中村成志
宣伝美術/草間めぐみ
舞台監督/田中里美
制作/海市(Kaishi)−工房制作部
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